2007年12月12日

4声アレンジは難しいんだよ

人数(パート数)の少ない音楽を作るのと、多い音楽を作るのとを比べると、

多い音楽を作る方が大変そうだと感覚的には思ってしまいます。

しかしアカペラで4声と5声を作るのを比べたら、

俄然4声の方が大変です。

それは4声の場合、リードボーカルとベースを抜けば

実質コーラスは2枚しかないことになるからです。




2枚というのは結構厄介で、

声質と声量と音程の安定した2人で担当しないと、結構ぐらついて聴こえます。

本来なら最低3音で和音が確定するはずのものを2人でやるのは、

例えるなら画鋲4本で貼るべきポスターを2本で貼り付けているようなものです。



でもバンドの構成上、4声のアレンジを作らないといけない。

そういうとき、どういうところに注意したらいいのでしょうか。




方法はいくつかありますが、

3音で和音が安定するのなら3音あるように聴こえさせる

が基本路線になります。


例えば、和音が変わらない間にコーラスを動かすことで、

和音の構成音を3つ登場させてしまう。

具体的にはBoyz II Men の Thank you の2番や、

Rockapella の Pretty womanあたりを思い浮かべてもらえるといいかと思います。



もしくは、字ハモにしてリードボーカルもみなしコーラスにしてしまう。

そうすれば3枚揃い、かなり安定します。


このときはリードを上下からサンドイッチするのが王道のようですが、

別にリードが一番上でも大丈夫です。




ですが、

静かな曲でコーラス2枚をあまり動かしたくないとき。

つまり、3音あるように聴かせる仕掛けができないとき。


ベースやリードボーカルとなるべく被らないように配置することで
和音の構成音は一応網羅できますが、

リードとベースを優先することで
コーラス2枚の音程と動きにしわ寄せがくるのも考え物です。


だいたいの場合、隣のコーラスとの音程があんまり離れるとハモりにくくなります。

リードやベースの音をよけた結果5度や6度開くぐらいなら、

音が被ってもいいから3度か4度の距離感でやる方が、

やる側も聴く側も安心できると思います。




posted by 704
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