2008年10月27日

進化は加速度的に

モノが進化したり、成長したり、普及するときの、
加速がつく時期から成熟期を迎える過程って、
活気に溢れていて実に気持ちのいいもんです。

アカペラシーンの上げ潮期以降に1〜2年アカペラを経験した子達の、
才能の爆発具合といったらすごいです。

サークル黎明期を過ごした自分たちなんぞ
1年かかっても3曲4曲しか持ちネタを増やせなかったのに、
彼らは平気で20曲30曲増やしてくる。
曲を増やせない分、私世代はパートを全部覚えてパートを入れ替えて遊ぶなんて芸当もできましたが、
どっちが良いかという話ではなく。

編曲だって今では出来る人が随分いますし、
バンドの編成やカラーもいろんなのが出てきました。



人の才能を開花させるには環境の後ろ盾が不可欠で、
でも環境さえ得れば加速度的に進化することが出来る。



「あと3〜4年遅く生まれたかったなー」
とは、アカペラ仲間に対して私が公然と言っていることです。
でもあと3〜4年遅い世代だったら、
特に目立たないプレイヤーだったかもしれないし、
アカペラ叢書を書くことが出来なかったかもしれない。

うーん、難しい問題です。
でもやっぱり今の世代で良かったんだろうな、と思います。



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2008年07月08日

知らない曲を聴かせる

例えばお客さんに、
「この曲知らなかったけど、皆さんの演奏聴いてすっごく好きになりました!」
とか言われたら、パフォーマーとしてこんなに嬉しいことないですよね。

これは諸刃の剣で、もしかすると、
「知らない曲だしなんだかよく分からなかった」
になる可能性もあります。
だけど、自分たちの持ち歌を全部知ってるようなお客さんってそうそういません。

そう考えると、知らない曲で惹きつけられるグループって、
かなり魅力的だと思うんです。

惹きつける要因はボーカル、アレンジ、メンバーの曲の解釈、メンバーの曲への愛、といろいろありますが、ここはひとつ
「あまり知られてない曲を聴かせるには」をテーマに練習してみるのも面白いと思います。

また他のグループを聴くときに、自分の知らない曲がどう聴こえるか、という基準を持ち込んでみるのも面白いです。
これはひいては、自分たちが外からどう見られるのかを客観的に捉える機会になるでしょう。


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2008年04月01日

思い入れの理由は何でも

同じ地域や大学のアカペラグループと、
レパートリーが被ってしまうことがよくあります。

そんなとき、
「うちが最初にこの曲に目をつけたんだ!」とか
「いや、うちは後発だけど上手さは負けない!」とか
「いやいや、うちは独自のアレンジでやってるぞ」とか、
お互いに張り合う。表に出さなくとも、内心張り合っている。
自分たちの作品に思い入れる理由は、それぞれにあると思います。




今日は、思い入れのどれが良くてどれが悪い、などと論じるつもりはまったくありません。
むしろ、そうやって思い入れが一つでもあるのはいいこと。

思い入れが、曲を育てます。




関連記事:
Performance diversity
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2007年11月09日

道の正解?不正解?

自分は、どれか道を選ぶとき、決断をするときに、

選ぶ道そのものに正解不正解はないだろうと考えています。

道を選んでからの姿勢いかんで、それは正解にも不正解にもなる。そう思うのです。

自分で選んだ道なりの正解を求めて、まずは腰をすえて頑張ってみる。




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2007年08月29日

るいとも?

ジャズ好きの人、メタル好きの人、ボサノバ好きの人・・・

みんなそれぞれで、特徴がありますよね。


合唱好きとアカペラ好きは重なる部分もあるけど、やっぱり何か違う。

ゴスペル好きもまた違う。


こういうのは「類は友を呼ぶ」と言っていいのかわからないのですが、

アカペラの周りに集まってくる人たちの共通点って、
アカペラだけじゃない気がしませんか?


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2007年08月28日

鮮明に覚えている出会い

腐れ縁の友達、

後に付き合うことになる人、

思いがけない恩人・・・、


自分の人生を彩る人と出会った日のことは、なぜか鮮明に覚えているものです。

そんな出会い、アカペラの世界でも体験できたら幸せだと思いませんか。



鮮明な出会い、もうありましたか?



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2007年06月18日

教えられること、いくつある?

なんでもそうですが、

「他人に分かりやすく教えられるかどうか」は、

自分がそのことを本当に理解できて、身についているかの指標になります。

言い換えると、

他人に示してやれないうちは、自分も板についてないよ、

ということです。


自分も、

説明したり教えられるネタがありそうだという見込みでこのブログを始めたものの、

やっぱりまだまだですね。

特にスッキリできる説明、的を射た表現、スマートな要約。

難しい。




あなたは、教えられること、いくつありますか?


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2007年05月01日

遠慮しない方がいいこと

日本人というのは、何か善意とか施しを受けたとき
一旦「遠慮する」のが礼儀というか、お約束になってますよね。

でも、こと趣味で集まった間柄であれば、
そういうお約束をやらないでいい関係が理想かな、とは思います。


たとえばこれが職場だったりすると、お約束を採用するのが無難なところなわけですけど、

歌仲間同士というのは、

・同じ趣味と特技を持っている
・同じ目的に向かっている
・利害関係にない
・無難に過ごすための集まりではない

のが基本だと思いますし。


そういえば日本人って、「ありがとう」のことを「ごめんなさい」って言いますよね。

「ありがとう」を率直に言える間柄になるだけでも随分違うと思うんですが・・・。


posted by 704
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2007年04月29日

「ためらわず、端的に」褒める

ただいま帰ってきました。
長いことブログを留守にしてしまいました。
また今日から、よろしくお願いしますね!



さて今日は、「褒める」ことについて。


褒め上手の人って、たいがいストレートに褒めますよね。
それは最短距離の言葉を使うという意味もありますし、
言葉にためらいがないという意味もあります。
さらに矢継ぎ早に褒め言葉を重ねて、
あっというまにその人のリズムを作ってしまうんですね。


逆に何か気の利いたことを言おう、
奇をてらったことを言おうとして言葉をこねくり回すと、
ウソっぽい空気を纏いはじめる。
本人がウソを言ってるつもりがなくても、です。
言葉を余計に考える作業が入るから、良いリズムも発生してきませんしね。


まあ、褒め下手な自分が偉そうに語れる話題ではないんですけども、
いいところを見つけたときには「ためらわず、端的に」を何よりも心がけていきたいところです。



posted by 704
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2007年01月17日

当たり前のこと。

物事を極めれば極めるほど、
そのクオリティは
「当たり前のこと」
に近づいていき、知覚しづらくなります。


例えば、意識しない限り殆ど目立たないベースマンがいるとします。
それでは何故目立たないのか。

@音が小さい

というのが、真っ先に出てくる理由でしょうね。
しかし、希に

A上手すぎて、意識しないとわからない。

という場合もあると考えられます。
音程もリズムも安定しており、
「曲」という一つの規則の中に完全に溶け込んでいるわけです。


地味と言えば地味なのですが、
「上手すぎて、気になるところもないから気がつかない。」
くらいの仕事ができるというのも、素晴らしいですよね。


当たり前のように自分のパートをこなしている人を見かけたら、
あえて注目してみるといいと思います。
「平凡」に見えるものこそ実は「非凡」なのかもしれませんよ。


posted by : おにぎり
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2007年01月03日

Return to Simplicity

あけましておめでとうございます。
本年もアカペラ叢書をよろしくおねがいします。

新年ということで、
今日は気持ちのリセットできるような記事にしたいと思います。



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2006年10月20日

要素還元

ある実験によると、
上から物が落ちてくるシチュエーションで、
その下にいる人にどんな掛け声を掛けると危険を回避できるかというと、

「危ない!」

っていう言葉よりも

「逃げろ!」
とか
「しゃがんで!」

っていう具体的な行動を叫んだ方が回避率が高いんだそうです。


この場合の理由は、
「危ない!」だと、言われた方の脳の判断が、

危ないらしい → 何かが自分に迫ってる? → じゃぁ逃げなきゃ → 逃げる

というプロセスを辿るけど、
直接「逃げろ!」だと最後のプロセスだけだから早い、ということらしいです。


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2006年10月07日

愛着

アカペラの良いところの一つって、

練習した曲に愛着がわくことにあると思うんです。



練習するまで知らなかった曲も、大して好きでなかった曲も、

後になって、

CMや、ラジオや、お店の有線から聞こえてきたときに、

ふと立ち止まって、耳を傾けてしまう。



そんな思い入れの深い曲を

増やしていきたいものです。
posted by 704 at 17:29| Comment(4) | TrackBack(0) | 歌と人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

「仲良しグループ」は揶揄じゃない

「仲良しグループに成り下がるな」とはよく言われることですが、

仲良しにすらなれていないグループよりましでしょう。


たかが5人や6人の集団ですが、歌をやる以前に人間として接しあう間柄。

仲が良いに越したことないのです。



今日の一言:
仲が上手く行ってないと演奏に表れるし。
posted by 704 at 23:05| Comment(3) | TrackBack(0) | 歌と人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

初心忘れるべし

と、逆説的なことを言ってみました(笑


練習時間に遅れがちになったり、

集中力が持たなくなってきたり、

注意事項を楽譜に書き込まなくなったり。


慣れてきても初心や緊張感を失わない方が稀ですし、

ステップアップのためには初心が足かせになることだってあります。



何かヘマをしてしまって初心を思い出した、

そういう機会を大事にして、ときどき初心にリセットしさえすれば、

私は構わないと思います。


関連記事:
「隣の芝」と初心
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2006年07月04日

「技術無き気合い」は足かせにしかならない(後編)

そもそも、技術がままならないのに気持ちだけで歌ったらどうなるか。
一度上手くいっても、その次は気持ちが空回りするだけで駄目だったりして、パフォーマンスは不安定なままのはずです。
それを安定させるのが技術なのです。

自分が「ライブでお客さんをコンスタントに楽しませる」ことを最大の目的にしてるせいもあると思いますが、
不安定さしか生み出さない精神論ばかりかざすのは、やはりアドバイスとしてはいただけないなー。
もちろん、質問した方が、気分が楽になる言葉をかけてほしくて質問したのならそれで名回答となるのですが。


確かに、技術さえあればいいというものでもないんです。
「気合い無き技術」で歌われた歌は、芸術にはなりません。
機械です。
気分が楽になることでパフォーマンスが安定するのも確かです。
だから私は、「最後はやっぱり気合いだ」には同意するのです。


歌の世界の「技術」は、言葉で捕まえにくいものが本当にたくさんあります。
言葉に出来ないけど、徐々に感覚で分かってくるからまぁいっか、としてしまいたくもなります。
センスの良い人だと、言葉のない無形の状態で技術をどんどん蓄積していきます。


まぁ最後は気合いっていうのはその通りで反論できないから、
せめてその手前で食い下がって、言葉の形で技術を蓄積できないかな、
というのがアカペラ叢書の大きな目的でございます。

これからもよろしくお願いします。



今日の一言:
アカペラ叢書が支持されるのはそこだと思うんですよ。感覚が言葉になった点。
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「技術無き気合い」は足かせにしかならない(前編)

SNS(ソーシャルネットワーキング・サービス)をやっていない方には分かりにくい導入部になるけどごめんなさいね。


私はmixiもやっていて、ボーカル系のコミュニティにも参加しています。
コミュニティでは、「ライブでのアドバイス下さい」系のQ & Aが結構出てきます。

で、それに対してきちんとしたフィジカルサポートや具体的な対策(今日の記事ではこれらをまとめて「技術」と書かせていただきます)を回答できる方もいるのですが、
とても多いのが「気合い」系の回答。

「自分に負けない気持ちを持ってれば大丈夫ですよ!」
「技術云々よりも気合いで!」
「最後はやっぱり気合いだよ!」

的な精神論だけを書いてくる人の多いこと。
そういうことは、多分質問した本人だって分かってるだろうに・・・。


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posted by 704 at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌と人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

写真に映える、映えない

写真写りのいい人、良くない人っているじゃないですか?
最近、あれの原因の一つが分かったんですよ。

それは、「写真やビデオ慣れしていないと、いい表情は出てこない。」ということです。

自分もそうだけど、写真を撮られるのが苦手…っていう人は、表情作りが苦手ゆえ、だったりします。


ということは、

 写真が苦手… → 写真慣れしない → 映える表情がわからない → さらに写真が苦手に

っていうサイクルが実はある…? なんて思うのですね。


逆に、写真を苦にしない人というのは、実にいい表情をするもんです。
また、同じ人のCDのジャケット写真を年代を追ってみていくと、
だんだん垢抜けていきますよね。
これなんかは、撮影経験がいい表情を作っていくという例だと思うのですが。


むしろ、慣れないうちはヘンに力んでしまって自然な表情が作れない、
という言い方が正しいのかもしれませんね。


いずれにしても、表情を磨くには撮られないとダメなんですね。



今日の一言:
写真映りの向上は、「自分はこんな顔じゃない」に向き合うところから。
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2006年05月05日

"その場バンド"が面白い

ゴスペラッツの「ハリケーン」のPVを観たら、なんだかとっても楽しい気分になりました。
純粋に、いいグループだな、ゴスの村上さんも酒井さんもカチッとハマってるなって思いまして。
本人達もすごく楽しんでやってる感が溢れてます。レコーディング中5人はどんな会話してたのかな、って想像すると、聴いてるこっちも楽しい。



普段やってるメンバーと顔ぶれを変えて歌ってみること。

ヘルプメンバーも含めて、自分もいくつか"その場バンド"を体験しましたが、いい刺激になるし、気持ちもリフレッシュします。


また、リミットが決まってるから練習がいつもより密な感じがする。
凛として音楽に向き合えるのが、自分はとても好きです。

メンバーそれぞれが何年も続けてきたバンドがあるから、
確かにそっちと比べられると実力的に及ばないかもしれないけど、
限られた時間で曲を仕上げていく。
メンバーの感性が研ぎ澄まされていく素敵な過程だと思いませんか?



今日の一言:
これって、読み方によっては浮気擁護の記事だなw

関連記事:共通レパートリーがアカペラーをつなぐ
posted by 704 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌と人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月21日

「隣の芝」と初心

アカペラに慣れてくると、ハモることなんてなんとも思わなくなってきます。

でもそこへ他の人が来ると、「ハモるってすごいね」と言ってくれる。
ことさら、同じ音楽人でも楽器弾きの方は、
「人の声ってすっごいんだね〜。いいなぁー」と必ず言ってくれます。

この言葉は、「隣の芝は青い」という意味に解釈してしまいそうになりますが、
むしろ本心から出た感動の言葉であることが多いように思います。


それは、私達がアカペラに魅了されたときの初心に近いもの。

楽器弾きの方の率直な声を、大切に・・・。



今日の一言:
初心は必ず忘れるもの。こうやってときどき塗り直してやればいい。
posted by 704 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌と人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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